ふすまっくす日誌NEW

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2022年07月06日

日々の出来事はSNSへ移行いたします。

平素は、当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

このたび、ふすまっくす松岡表具店に関する日々の出来事は
facebookとinstagramへ移行させていただきます。


facebookページ ふすまっくす松岡表具店


instagram fusumax_z



なお、ふすまっくす松岡表具店のホームページからもご覧いただけます。
https://www.fusumax.jp/

また、スマイズプラスからは、リレーブログに参加しています。
https://www.sumaisplus.com/news/index.php

これまで通り、たくさんのご高覧と、いいね!をよろしくお願いいたします<(_ _)>


  


Posted by ふすまっくす at 19:40Comments(0)SNSへ移行

2022年04月03日

高野山のリフォーム〜おまけ編〜

最後に施主さまからサプライズが!

大事にしまってあった襖(ふすま)を入れて欲しいと
持ってこられたのがこれ!


金箔紙に肉筆の素晴らしい紫陽花が描かれた
4枚続きの襖(ふすま)でした。


もう片面は絹目押しの金箔紙に裂地(きれじ)のヘリ廻し。

なぜ、これだけの改装で、ふすまだけ張り替えないのか不思議だったのですが、こんな隠し玉があったなんて
これでその謎が解けました!!


もしこんなお宝的な襖(ふすま)や屏風(びょうぶ)をお蔵入りさせていらっしゃる方がいらっしゃたら、ご活用方法をぜひとも、ふすまっくす松岡表具店へお気軽にご相談ください。  


2022年04月02日

高野山の宿坊リフォームその5

なんと張り替えた障子はバスルームから!

そしてその障子を開けると・・・

その向こうには、お庭が見えるじゃないですか!!

廊下から見るとこんな感じです。

長~い廊下に障子が12枚続くのは壮観です。

障子のことなら、ふすまっくす松岡表具店へお気軽にご相談ください。  


2022年04月01日

高野山の宿坊リフォームその4

クローゼットもひのき造りで
こちらも真ん中はタモ(チーク)の突板を張り合わせています。

2枚折れ戸を左右に開くと広い開口が取れます。

こちらも下レール無しのバリアフリーです。

同じ造りの片開き戸は廊下奥の物入に取付ました。

やはり天然木の建具って味があっていいですね。

天然木の建具のことなら、ふすまっくす松岡表具店へお気軽にご相談ください。
  


Posted by ふすまっくす at 12:00Comments(0)本日の現場~建具施工例~

2022年03月31日

高野山の宿坊リフォームその3

まだまだ続きます。
宿坊の高質化工事は、トイレにまで!


こちらは、ひのきの四方枠に
タモ(チーク)の突板を張り合わせた建具。


トイレ入口の片引き戸には、上吊りのソフトクローズ機能
下にはレール無しのバリアフリーとなります。


窓にはすべて国内産の杉材の柾目を使った障子が入ります。

こんな落ち着いたトイレなら出たくなくなりますね

杉材の障子のことなら、ふすまっくす松岡表具店にお気軽にご相談ください。


  


Posted by ふすまっくす at 12:00Comments(0)本日の現場~建具施工例~

2022年03月30日

高野山の宿坊リフォームその2

前回に続き、総ひのき造りの格子戸(片開き)です。
こちらは、ランドリールームへの入口です。

格子の間のアクリル板からは
いい塩梅の自然光が入ります。


畳ともよいハーモニーを醸し出しています。

格子戸のことなら、ふすまっくす松岡表具店へお気軽にご相談ください。  


Posted by ふすまっくす at 12:00Comments(0)本日の現場~建具施工例~

2022年03月29日

高野山の宿坊リフォームその1

高野山のとある宿坊のリフォームに携わりました。
高質化工事という、レギュラーのお部屋を
VIPルームにリフォームするもの。


総ひのき造りの格子の親子ドアは
厚み40ミリの別注建具です。


長~い廊下を歩いてそのドアを開けると
かわいい円窓がお出迎えします。


大きなハンドルを使ってアクセスの良さと
安心感を演出します。


格子の間には、障子紙風のアクリル板を入れ込んでいます。

よりよい利便性を目指して
ドアクローザーを取り付けました。


別注建具のことなら、ふすまっくす松岡表具店へお気軽にご相談ください。


  


Posted by ふすまっくす at 12:00Comments(0)本日の現場~建具施工例~

2022年02月02日

心和むほほえみの仏画展終了しました

1月27日から始まり6日間にわたって開催された、心和むほほえみの仏画展は、昨日を以って終了いたしました。

コロナ禍にも関わらず、240人以上の方々にご来場いただき、心から感謝、御礼申し上げます。

この経験を糧に、一層精進することを、池内先生はじめ、生徒全員で心に刻み、散会となりました。
打ち上げとかできないのがとても残念です

そして撤収完了してからの集合写真も❗️
今まで会の名称か無く、会期中にアンケート取り、めでたく「華槻会・かつきかい」に決まりました❗️
華やかな高槻のグループ。
男子2人しかいないので、誰かいっしょに仏画描きませんかぁ〜❓

  

Posted by ふすまっくす at 21:24Comments(0)イベントの案内

2022年01月31日

心和むほほえみの仏画展やってます

心和むほほえみの仏画展
急激に増えてるコロナ禍の中いかがお過ごしでしょうか。
このタイミングに積極的にお誘いは出来ませんが
2年前から趣味で習っている仏画の展覧会が行われています。

残すところあと2日となりましたのでご案内させていただきます。
1月31日月曜日 10:00~18:00
2月1日火曜日最終日 10:00~16:00

高槻市立総合交流センター・クロスパス高槻7階

池内利衣先生の素晴らしい作品はじめ、癒しの仏画が約50点出品されています。

恥ずかしながら、私も4作品出品させてもらってます。
もちろん表装は自分で作りました!
感染対策をしっかりして、お待ちしております<(_ _)>
なお、随時体験教室もあります!  


Posted by ふすまっくす at 10:52Comments(0)イベントの案内

2022年01月14日

2022年始まりました!

明けましておめでとうございます。
旧年中は、いろんな仕事に巡り合い、いろんな方々にお世話になり、心から感謝いたします。
本年もさらに精進して、仕事に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、本年の本格始動は、雪の高野山よりお届けします。

宿坊の改装工事につき、障子張替の引き取りと、建具新調の採寸に来ました。

オフシーズンなので、お庭には足跡がありませんね。

2年前と同じ宿坊ですが、やはりラスト1キロは、チェーン巻かないと登れませんでした。

ふすまっくす号も障子満載で張り切ってます!

朝11:00には、マイナス3.1℃
帰る2時でも、マイナス2.9℃

深々と雪が降って来たので、帰路に着きます。
次回は1月末に、お天気と相談しながら…。
今年もお付き合いの程よろしくお願いいたしますm(_ _)m  

2021年10月23日

北表会作品展FINAL・九×9FANAL

◆第18回北表会作品展・九×9FINAL◆
九人の表具師と9人のクリエイターが、ガッツリガチンココラボの作品展が、3年目を迎え完結しました。
そして、準備期間からおおよそ20年間続けてきました、北大阪を中心にした若手表具師の研究集団「北表会(ほくひょうかい)」の活動も終えることになりました。
長きに亘り、毎年作品展にお越しいただいたお客様、毎回無理を聞いていただいて作品を提供してくださった作家の皆さん、その他我々の活動主旨に賛同してご協力いただいたたくさんの方々、本当にありがとうございました。本当に心から感謝申し上げます。
この後も、北表会メンバーは各自、今までの活動を通して得たスキルやセンスを一層磨いて、個々の仕事や作品、パフォーマンスを向上させるべく精進する所存でございますので、末永く見守っていただけるとうれしく思います。






なお、今回の作品のいくつかは上記の3点に加え、11月2日からの第67回表具内装工芸展にて再度展示されますので
最新のご案内を要チェック!!
  


Posted by ふすまっくす at 14:25Comments(0)イベントの案内北表会

2021年08月03日

知恩院の襖を

縁あって、知恩院の友禅苑の中にある茶室「白寿庵」の襖を作ることになりました。

現存の襖はそのままに、イベント用として使用されることになります。
この白寿庵では、いろんなアーティストの個展が開催されています。

11月にはお披露目となります。


  


Posted by ふすまっくす at 18:58Comments(0)

2021年07月05日

額の修復のことならふすまっくす

額の仕立て直しの施工例を
youtube「ふすまっくすチャンネル」にアップしました。

2018年の台風で雨戸が吹き飛び、お部屋に風雨が侵入し
掛けてあった額も吹き飛びましたが、損傷軽く修復することができました。





動画にいいね!とチャンネル登録をお願いいたします。


  


Posted by ふすまっくす at 13:44Comments(0)本日の現場~額施工例~

2021年05月07日

竹紙カルテット展中止の案内

本日より開催予定だった竹紙(ちくし)カルテット展は
新型コロナ感染による緊急事態宣言発出により
残念ながら中止となりました。


竹紙作家さんの出品をお手伝いさせていただきましたが
お披露目することができませんのでご覧ください。

  


2021年03月24日

ヨシから生まれたエコ箸、飲食店へGO! !その7

高槻の飲食店を「ヨシから生まれたエコ箸で応援します!」

久々に地元の飲食店で使っていただく機会に恵まれました。
お好みの焼き「っぽい」さんです。


本日よりお目見えするはずです。
僕は、カス入り焼きそばがオススメです!


この暖簾をくぐると入口は自動ドアです!

店主の河島さんがひとりで切り盛りされています。
はにたんのエコ箸が、さらに商売繁盛のお助けになればうれしいですね!
高槻市南松原町2-18(170号線八丁畷交差点を枚方方面に20mほど)
072-674-4431



  


2021年03月08日

髑髏の軸装!

☠️ドクロの軸装☠️
毎年東京の社中展に出品されるお客様が、今年は「攻める!」イメージにピッタリと選ばれた裂地「ホログラム箔スカル」。
角大師のお札を張っておけば「邪魔は近づかず、疫病はもとより一切の厄災から逃れられる」と言われています。

コロナ禍に見舞われた現世にピッタリの作品となりました。




  


2021年02月24日

120年前の屏風発見!

こちらも、昨年末の施工例です。
古民家を売り払って引っ越されるお客様からのご依頼でした。
六曲一又の屏風を修復、仕立て直しさせていただきました。
動画ではわずかですが、制作期間約3ヶ月。

下張りの新聞紙には、明治32年3月の日付が・・・。
約120年前。
令和2年の新聞記事を封入しておきました。
次は誰がこの屏風を解体するのでしょうか??


  


2021年02月23日

日本画を襖に張り込むと?

昨年末に納品させていただいた襖(ふすま)。
ご自身の描かれた日本画を張り込みました。
時に作品を切ることが心苦しかったのですが
お客様のご希望でもあるので・・・。
結果、とても喜んでいただきました!





  


2021年01月15日

令和3年は、角大師で魔除けから!

新年明けましておめでとうございます。
毎度格別のお引き立てに預かり御礼申し上げます。本年も相変わらずご贔屓の程お願い申し上げます。

もう15日も経ってしまいましたね。

密にならないように高槻野見神社の残り福へ!
福娘といっしょに撮れたので、これでもうコロナには負けない!?


地元の石田花店さんがしつらえた花手水(コロナだから使えない)

今年の福飾りは、熊手。1年おきに、籠→熊手と変えています。

やっとこさ取得しました。
飲食店はこれを14日までに掲示しないと時短協力金がもらえない!
と市役所から職員が来ましたが、なんと急な要請でしょうか!?
うちの商店街はたまたま飲食店が少なくすぐに対応できましたが・・・・・

(これも会長の仕事ね(;^_^A)

書道をされているお客様からいただきました。
比叡山横川の元三大師(がんざんだいし)別名「角大師(つのだいし)」の魔除けのお札。

ホームページより抜粋⇒
比叡山横川地区にある元山大師堂には、延暦寺中興の祖と言われる18代目天台座主を務めた
天台宗の高層良源が祀られており、1月3日元旦三日に亡くなったことから、
元三大師と呼ばれています。

角大師は、全国に疫病が流行したとき、疫病神からこの難儀を救うため、
禅定(坐禅)に入り念ずると、だんだんと骨と皮だけの鬼(夜叉)の姿になり、
弟子達にその姿を写しとらせ、家々の戸口に貼るよう命じ病魔を退散させました。
のちにこのお札が貼ってあった家は、一切の厄難から逃れたとの謂れがあります。

お客様からは、アマビエ様より歴史が古く、効果も絶大と説明を受けましたので、早速入口へ貼りました!

これで、もずやんと共に、コロナに負けないNEWふすまっくす松岡表具店になりました!!(^^)v
  


2020年12月31日

令和2年大晦日

令和2年の大晦日、いかがお過ごしでしょうか?
今日は12月の振り返りです。

11月から依頼を受けていた変形の障子張替を現場にて行ってきました。

そうなんです!
大き過ぎてふすまっくす号に積めないんです。
何十年やっていても初めて見るものってあるんですね!





変わってこちらは個人的にも大好きなふすま柄!
毎年お正月に襖をバックにご夫婦で記念撮影をされるので映えるふすま柄を探していらっしゃいました。


床の間の脇もPOPになりました。




12月初めからほぼ1カ月を掛けてご自宅のお部屋を日本画化作戦。

左:ご主人の故郷、武庫川の昔の風景
右:奥様の故郷、岡山県倉敷
絵を切るのは忍びなかったのですが、ご本人ご希望なので・・・。
なお、余白部分はご自分で書き足すそうです。
完成のあかつきにはもう一度撮影に伺います!





最後に、10月から3カ月掛かりで作業を続けてきた
六曲屏風一又の仕立て直しをやっと納品することができました。
これは引き取ってきたときの損傷具合。


解体しますと、中から明治32年の新聞紙が下張りとして使われていました。
なんと121年前!!
もちろん再使用はできないので画像として残しておきます。
令和2年のあまりいいニュースではない新聞を封入しておきました。


120年後にまたどこかの表具師が見つけてくれることを願います!

今年一年の大作の納品が終了しました。





今年は、コロナ、コロナ一色の暗い一年でしたが、無事みなさんのおかげで乗り切ることができました。
来年は、守るべきは守り切って、コロナに打ち勝つ明るい一年にしたいものですね!
それでは、引き続き、いえ今年にも増して!令和3年もご贔屓のほどよろしくお願い申し上げまして、令和2年を締めくくります<(_ _)>