ふすまっくす日誌NEW › 本日の現場~襖(ふすま)施工例~

PR広告

  

Posted by at

2015年06月20日

仏間(ぶつま)を造りましょう!

もし、身内の方が亡くなられたら?

あってはならないことですが
いずれ自分の身の回りにも起こりうることですね。

どうしても、お仏壇を置かなければならなくなった時は
この動画を思い出してください。

和室や床の間、ましてや仏間(ぶつま)のあるお家は
珍しくなってきましたね・・・。

床の間を仏間にリフォームした施工例です。
いえ、床の間がなくても
押入を半分潰して仏間にすることもできるんですよ(^^)v

下の画像をクリック(タップ)すると動画が始まります。


  


2015年06月16日

襖(ふすま)の椽(ふち)のしくみは?

襖(ふすま)ってどうやって作るのか知ってますか?

ほとんどの方は「そんなん知るかっ!」の世界です・・。

ほんの一部ですが
ふすまっくす松岡表具店の技術を流出させましょう!?

襖(ふすま)の椽(ふち)入れ
  


2015年06月03日

古民家の襖(ふすま)の張替もふすまっくす!

本日は、古民家の襖(ふすま)の張替の施工事例です。
襖(ふすま)と畳を替えるだけでもガラッと雰囲気が変わりますね。

間仕切りを外したり入れたりできることも
日本家屋の良い所ですね。

リユースとフレキシブルを1000年以上前から
襖(ふすま)は体現していたのです。

紙は、お客様自ら、京都の和紙屋さんへ買いに行かれました。
和紙来歩(わしらいふ)
http://washilife.com/
ホームページ見てるだけで楽しくなっちゃいますよ!



チャンネル登録をよろしくお願いいたします<(_ _)>  


2015年06月02日

圧巻の襖絵3枚建て


お客様が一年がかりで描き上げた3枚続きの襖絵を、当店で施工させていただきました。


本日は、その襖が、先々週まで我々北表会作品展を開催していた「茨木市立ギャラリー」で展示されているので、行ってきました。

やはり圧巻ですね。

これが終わると、もう片面も描かれるそうです。
今から楽しみです\(^o^)/


展示は本日の午後5時までです(^^;;

急げっ( ̄^ ̄)ゞ  

2015年05月25日

ふすまっくすチャンネル3回目!

本日は、ふすまっくす松岡表具店で使用している
の紹介です。

環境問題に敏感な昨今
お客様に「糊はどんなん使ってんるの?」とよく聞かれます。

基本は、昔ながらのでんぷん糊です。
大昔と違うのは、製法と防腐剤が入っていることぐらいです。

その防腐剤も安全なものを使用しています。

詳しくは動画をご覧ください<(_ _)>



  


2015年05月23日

ふすまっくすチャンネル2回目の投稿

ふすまっくすチャンネル2回目の投稿です。
ぜひともチャンネル登録をお願い致します<(_ _)>

昨年の11月に制作、出品した
桜ヨシ紙の透かし襖の大まかな制作過程を動画風にまとめました。

ヨシ紙をライトスパンという不織布で裏打したので
少々のことでは破れません。
襖に、「光」を取り入れることが可能になります。



BGMを流していますのでボリュームにはご注意くださいね<(_ _)>  


2014年12月27日

今年最後の襖(ふすま)の新調

本年もあと残すところあとわずか・・・。

ふすまっくす松岡表具店
実質営業は本日を残すのみとなりました。

本日は和室のリフォーム現場に
襖(ふすま)を新調し納品してまいりました。
6畳と4畳半の間にある壁を大工さんがぶち抜き
鴨居(かもい)、敷居(しきい)を造作。

その開口寸法に合わせて
取合いの襖(ふすま)を2枚新調しました。

お客様のご希望通り
おかあさんとお子さまが自由に行き来できるようになりました。
やはり襖(ふすま)は日本人の工夫に満ちた
実用品なんだなぁと実感しました(^_^)v

やっぱり、襖(ふすま)大好きっ!!!


このブログをご覧いただいているみなさま
そして今年一年お世話になった方々
本当にありがとうございました。

来年もご贔屓の程
よろしくお願い申し上げます

なお、年末年始の休業は
12月28日(日)~1月6日(火)

2015年(平成27年)1月7日(水)より通常通り営業いたします。
  


2014年12月06日

師走の鵜殿

早いものでもう、表具師も走る師走ですね。
黄金色に輝く鵜殿です。

先月の第60回表具内装工芸展が昨日のようです。
この鵜殿のヨシから作ったヨシ紙の襖を出品しました。

冬ですが、桜の透かし柄です。
特殊な不織布で裏打ちしてあるので
耐久性が格段に向上しました。

やっぱり桜は日本人の心の拠りどころですね(^_^)v

実物は当店に置いていますので
いつでも見に来てください。
写真ではなかなか伝わらないので…d(^_^o)  


2014年02月27日

超幅広い襖(ふすま)の巻

超幅広い襖(ふすま)その1
本日の現場は、なんと!高さ(H)より幅(W)の方が大きい襖(ふすま)をご紹介。

Hは180センチなのですがWが190センチ!
30年以上もこの仕事をやっていますが
車で5分とかからないご近所の一般住宅に
こんな特殊な襖(ふすま)があるなんてね(^_^;

これを1枚の紙で張ってくださいというのですが・・・。
実際現状は確かに継ぎ目なし。

そんな大きな紙があるのかと
問屋さんに聞いてみると
あるんですね!ハイッ、ありました。
6尺(約182センチ)×7尺(210センチ)の紙見っけ!

しかしっ!まず困ったのが、車に積めないってこと・・・。
というわけで、ちょうどおおきなリビングをそのまま
作業場として使わせてもらうことになり
ふ~、よかった~

次に、一人では持てない!
襖(ふすま)本体も、紙も!!
手が届きません!!!

で、ふすまっくす(弟)と二人体制で
襖(ふすま)1枚に一日掛かりました。

主な流れ
1、椽(ふち)をはずす
2、古い紙めくる
3、袋張り施工
4、片面上張り
超幅広い襖(ふすま)の下張り

ここまでが午前中

5、もう片面上張り

乾くまでいったん帰る・・・

6、新しい引き手と椽(ふち)を入れなおす
7、建付け調整までで完了!
超幅広い襖(ふすま)その3

紙の素材は、鳥の子(とりのこ)という和紙の無地で
壁の半分はある面積の襖(ふすま)には
あさっりしていて、お客様も大喜び!

なんでも、今までは奈良の表具屋さんに頼んでいたそうな・・。
その表具屋さんは、持って帰った施工されたそうですが
一度、出来上がりを持ってくる最中に破ってしまったらしく(^_^;
また出直したらしいです(T_T)
その表具屋さんも、お亡くなりになられたらしく
一番近いところをさがしていたところ
ふすまっくす松岡表具店に行き着き
今までも頼んどいたらよかったわぁ~、というお言葉。

そう、やっぱり特殊な技術を要する仕事は
近所に越したことはありませんよね~(^-^)v

えっ?お値段?
特殊な襖紙を2枚使ったこと
二人で一日掛かったことを考えれば
両面張りの襖(ふすま)1枚¥25,000円(税込)はお安くないですか?




  


2014年02月01日

手押し車出動!



本日は、ふすまっくす号ミニを紹介させていただきます。

襖などの納品の時に、どうしてもふすまっくす号で入って行けない狭い路地などがあります。

そういう時にこの、ふすまっく号ミニが活躍します!

元々畳運搬用の頑丈なフレームの手押し車を、襖でも積めるように改良して使っています。

マンションなどのエレベーターにも入れて、長い廊下もす〜いスイ!

使い始めて10年以上になりますが、今では貴重な戦力になりました(^_^)v

もしこれを押しているところを見かけたら、ぜひ一声掛けてくださいね〜(^-^)/

それでは今日も一日がんばりましょう〜p(^_^)q  


2013年12月29日

今年最後の施工例です。



本年最後の投稿は、12月初旬に収めた、ヨシ紙の施工例です。
高槻YEGの仲間、設計士ご夫妻のオフィス兼自宅の和室部分の
取合、押入、障子にヨシ紙を使っていただきました。
障子には、笹の透かし柄を使い、照明に美しく映えています。

また、来年もこのようなヨシ紙の施工に恵まれることを期待して
明日の大掃除に向けて鋭気を養います!?

そう!まだ1日働かなければなりません!

それでは、本年最後の
ヨシから生まれたお箸の補充に行ってまいりま〜すp(^_^)q



取合のフラッシュ戸には、ヨシ紙の無地を使いました。
画像では伝わりにくいのですが、ヨシの繊維がブツブツと浮き出て
とてもよい風合いに仕上がりました。
高さが2400mmですので、天井までギリギリですので
建て付け作業の時、天井を傷つけないか心配でした(^^;;


  


2013年11月29日

黒い襖(ふすま)!

黒い襖1

本日納品した襖は、黒い襖でした。
新築の一戸建てにひと部屋だけあった和室(泣)
上下2枚ずつの押入れの襖の柄指定が
黒とグレーの市松模様?でした。
白っぽい壁にワンポイントでアクセントになっていました。

おしゃれ?モダン?
モノトーンは好きです!

みなさんはいかが感じましたか?

  


2013年05月30日

ふすまっくすテレビ出演か!?

ゴールデンウィーク中に
テレビ局から、問い合わせがあり
おしゃれな布地を襖(ふすま)に張れないか?

テレビ東京系(大阪ではテレビ大阪)の
サプライフ!というリフォームの番組。
ビフォーアフターに似ている?
スポンサーは
フィンランド系の某インテリアショップ。

おされな布地の襖(ふすま)

放送日は、6月2日(日)午後4時からです!

いえ・・・メインはふすまではないんですよ。
もしかしたら、一瞬だけかもしれません・・・。
予告動画にはまったく出てきてませんねぇ・・・~(^-^;A

僕自身は、引き取り、工房での作業、納品据え付けと
結構撮られたんですが、顔が出るかさえもわからない状態でして・・・。

だから、あまり期待しないでくださいね(T_T)

エンドロールには、「協力:松岡表具店」と出る確約をいただきましたが
はてさて・・・!?  


2013年05月21日

ヨシ紙の障子

ヨシ紙障子1
本日はヨシ紙の障子施工例です。
先日、ヨシ紙+帯地の襖(ふすま)の張替をさせていただいた
枚方の「エコジェンヌ」さんのご自宅。

障子は今までご自分で張られていたので
前回襖(ふすま)のときは省かれていたのですが
ヨシ紙をさらに気に入っていただき
「もう自分で張るの、や~めた!」と
今回、ヨシ紙で障子張替をさせていただくことになりました。
ヨシ紙障子2
横六段のうち、下一段のみ、笹柄の透かし模様でアクセント。
あとは、写真ではわかりにくいですが
簾のこ(すのこ)の目の透かし模様になっています。

この風合い、実際に見て触って、光を透してみると最高なんですが
伝え切れないのが、もどかしいですね・・・(T_T)




  


2013年05月08日

ヨシ紙ふすま×帯地!

ヨシ紙ふすま×帯地1
本日の現場は、枚方で古布や着物・帯地を洋服にリフォームされている「エコジェンヌ」さんの自宅。
以前から、ヨシ紙に関心を持っていただいていたので、襖(ふすま)の張替えの際には、ヨシ紙と帯地のコラボでやりましょう!とおっしゃっていただいてました('-'*)
ヨシ紙を張り替える前1
張り替える前は、いわゆるマンションにありきたりの襖(ふすま)紙でした。
ヨシ紙を張り替える前2
お気に入りの帯地を、こんな感じで張りましょうか?
帯地の水縮め
店に持って帰り、水縮めを施し、丸2日間乾かします。
帯地を裏打ちしてカットしたパーツたち
帯地を裏打ちした後、カットして張り込むパーツにします。
ヨシ紙ふすま×帯地2
下のR部分はフリーハンドでカットします。きれいに合いましたね(^-^)v
ヨシ紙ふすま×帯地3
大きな柄なので合わすのが大変でした(^^;
なんとかなりましたが、ロスが多かったですね。
リビング側は赤いワンポイント
3枚の内、1枚が入り口になっています。
和室と反対側はリビングになりますので、以前屏風に使わせていただいた
赤い帯地をワンポイントで、袖に張り込みました。

着物地や帯地を使った襖(ふすま)へのリフォームに関心を持ちながら
なかなか踏み切れない理由。

その1.着物の「鋏(はさみ)を入れる」ことに抵抗がある・・・。
わからなくもないですね。

帯地なら、この施工例のように、ロス(捨ててしまう部分)が多いといっても
ほぼ原型は留めています。

その2.施工例が少ない。
出来上がった後のイメージが湧かない→失敗したら?→やっぱりやめよう・・・。

われわれ業界のPR不足ですが
これを見れば勇気が湧きませんか?

ちなみにその他の施工例は・・・

屏風の施工例⇒

衝立の施工例⇒




  


2013年04月27日

雪見障子から・・・。

雪見障子
さわやかなお天気で、GW初日がスタートしましたね。
本日、ふすまっくす松岡表具店は営業中ですが
障子張替えのお宅の庭があまりにきれいなので
一瞬だけ、心がお休み気分になりました。

ちなみに、「雪見」という雅な名前が付いた障子とは
明かり障子の一種で、紙張障子の下半分が透明ガラス入りで
その室内側にさらに上下にスライドする紙張の小障子がついたものです。

それではみなさま、よいGWを(^^)b

なお、GW中、当店はカレンダー通りのお休みをいただきます<(_ _)>



  


2013年04月06日

春らしい襖(ふすま)できました!その2

春らしい襖(ふすま)2
先日に引き続き
春らしい襖(ふすま)を納品してきました。
ふすま柄では、珍しい「枝垂れ桜」
上に柄があるって違和感ありますか?

最近は普及版クラスにもこのような
モダン(?)柄が増えてきましたね。
藤棚の柄もあったっけ?

季節感は限定されますが
こちらの桜は、今日のような荒天でも散りません(^^;
しかも!1年中咲いております(^^)b

ちなみに、張替施工費は
紙代・技術料・消費税込みで1枚¥4,600円です<(_ _)>
いかがですかd(⌒ー⌒)
  


2013年04月04日

春らしい襖(ふすま)できました。

春らしい襖(ふすま)
先日は、逆さまの襖(ふすま)柄でびっくりされましたか?
その後、上半分に障子紙を張って
本日納品してまいりました。

左横の押入の2枚立てとつながり
とても春らしい襖(ふすま)となりました。
このお部屋で茶道を教えられるので
「明るくなって生徒さん喜びはるわっ!」と
大満足していただき、こちらもうれしかったです(^▽^)
  


2013年04月02日

張り続けました。

襖(ふすま)の張り出し
本日は、久々に、一日中襖(ふすま)を張り続けました。

えっ?ふすま屋だから当たり前だろうって?

いいえ、最近、配達などの外回りが多く
朝からずっと張り続けるということがなかったのです(^^;

やっぱり、表具師本来の仕事に没頭するっていいですね。
心地よい疲れ方です。

ところで、襖(ふすま)って上下逆さまにして
張り出すってご存知でしたか?
  


2013年03月27日

襖(ふすま)に百人一首その2

こちらの襖(ふすま)は、大礼紙(たいれいし)という、越前和紙をベースに張っています。
2枚立てが金の手(かねのて=直角)に並んでいます。
このように、ただ襖(ふすま)を張り替えるだけでなく
作品を張り込むことで、世界でひとつだけの襖(ふすま)になります('-'*)
襖(ふすま)に百人一首その2
細かいところですが、引き手も新品に取り替えています!
ふすまっくす松岡表具店は、お客様と感動を共有するために
日々がんばっています!
本日もお気軽にっ!<(_ _)>